この物語は──
昼間の一本の電話からはじまった。
最初に言っておきます。
今日はスロットの話じゃありません⚔️🥷
でもスロッター目線で言うなら、これはまさに
近年稀にみる激アツ展開だったのです。
🚲 6月14日、突然の別れ
6月14日。
仕事を終えて、いつものように駐輪場へ。
そこにあるはずの相棒🚲が──いない。
「えっ……」
頭が真っ白に。20秒フリーズ。
周囲を探しても見つからず、ただ呆然と立ち尽くす。
25年近く毎日自転車通勤をしてきた僕にとって、それは生活の一部を奪われるような出来事だった。
しかもこれで盗難は3度目。
1台目：カーボンロード（16万円）
2台目：クロス（7万円）
3台目：今回の Bianchi クロス（8万円）
「またか……」
心の底からため息がこぼれた。
🚲 新しい相棒との出会い
それでも自転車のない生活は考えられない。
ネットを見て、自転車屋を回る。
そこで出会ったのが──
Cannondale／マンゴー色のロードバイク（アルミ）🚲✨
鮮やかなカラー。
軽快なアルミフレーム。
しかも「現金なら25％オフ」というセール中。
昔乗っていたカーボンロード（16万円）は当時でも高額。
今はインフレ＋円安で価格はさらに上昇し、同じ価格帯ではほぼ手に入らない。
だからこそ、この出会いは運命だと感じた。
一日悩み、ついに購入を決意。
納車まで最低10日はかかると言われたが、盗難の事情を話すと、
「なるべく早く仕上げますね」
と店員さんの優しい言葉。
数日後、新しい相棒がやってきた。
跨いだ瞬間に思わずつぶやく。
「やっぱりロードの乗り心地は最高だ──！」
📞 そして2か月後、一本の電話
新しい相棒との日々に慣れた頃。
昼間、スマホに知らない番号から着信。
普段なら出ない。
今回もスルーしたが、気になって調べると── 警察署。
胸が高鳴った。
そして再着信に出ると、耳に飛び込んできた言葉。
「見つかりましたよ、自転車。」
頭が真っ白に。
まさに ロングフリーズ発生。
🚲 相棒との再会
その日の午後、警察署へ。
「本当に自分のなのか…」と不安を抱えながら駐輪場に入ると、
そこに──見覚えのあるクロスバイクが置かれていた。
間違いない。
俺のBianchi🚲だ。
久しぶりに目の前で見る相棒に、心の中でつぶやいた。
「おかえり。よく帰ってきたな。」
もう二度と戻らないと思っていただけに、手元に戻った瞬間はここ数年で一番の喜びだった。
まさに──
スロッターなら誰もがわかる“確定画面”。
それと同じくらいの衝撃と幸福感だった。
💹 6月の収支と神様の存在
6月前半は負け続きで、マイナス街道まっしぐら。
「今月は厳しいな…」そう思っていた。
しかし6月14日以降、流れが一変。
勝ち負けを繰り返しながらも、
+10万、+9万5千、+5万とビッグヒットを積み重ねて、
6月トータルはプラス浮上。
結果── 新ロード代（約12万）を回収成功。
盗まれた相棒は戻り、新しい相棒も手に入り、
さらに収支まで帳尻が合った。
「やっぱり神様はいるんだな」と、心から思った。
🎰 そして7月、オチはやっぱり…
──しかし。
回収が終わった7月。
待っていたのは マイナス10万。
これぞまさに パチンカスあるある。
神様は確かにいたのかもしれない。
でも同時に、試練も与えてくるらしい。
そんなことを考えながら、今日もまたホールへ向かう。
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